酵素とホルモンの働きで脂肪燃焼効率アップ
目次
酵素とホルモンの働きで脂肪燃焼効率アップ!
消化酵素を対外から食物酵素で補って代謝酵素の働きを活発にすることで効率的に痩せることが可能です。
消化酵素と代謝酵素の働きで効果的にダイエットしよう
酵素、ダイエットにとって重要な役割をもっています。特に年齢を重ねた今、酵素を味方につけてダイエット効果をアップさせていかないとなかなかダイエットの成果を実感できないかもしれません。運動だけでなく体の中に取り込むものでダイエットの成果が大きく変わってくるのも年齢を重ねたことで様々な取り組みで総合的にダイエットする必要があります。
あなたもダイエットしていてもなかなか痩せないなぁと思ったことはありますよね。運動も食事もきちんとしている、でもなぜか少しずつしか痩せない。酵素と正しく付き合うことで少しずつ成果が出てくる可能性があります。
では、そもそも酵素とはどういうものなのかについて勉強しましょう。意外とココは大切なのでじっくり読んでくださいね。
酵素は人が生きていくうえで必要な成分です。内臓を働かせるのもそうですし、脳の働きや体を動かすのにも酵素が必要です。体のあらゆる働きの触媒として働く分子です。簡単に言うと酵素なしでは生きていけないのです。酵素は2種類あって、潜在酵素と食物酵素があります。下の図をご覧ください。
大事なのは消化酵素と代謝酵素です。消化酵素は食べ物を消化するための酵素です。代謝酵素は免疫を高めて代謝と排泄を促進する酵素です。
どちらもダイエットには欠かせない、むしろ今こそ酵素に注目すべきだと思います。それほど効果があるのではと思います。痩せにくい体は酵素不足が原因だったといわれるほど現在の近代食生活では摂っていない人が多いようです。
消化酵素と代謝酵素はからだの中にある潜在酵素で体の中で作られます。ただし、課題があります。体内で生成される潜在酵素は限りがあるのです。たとえば、 たくさん食べてしまった場合には消化酵素が主に使われてしまって代謝酵素の量が減ってしまうのです。消化酵素は食べ物を消化するための働きなので、代謝アップとはなりません。
代謝酵素の働きを増やすことがダイエットで効率的に痩せるコツです。では、実際にどういったことを具体的に気をつけてダイエットに取り組めばよいか?簡単にいうと、消化酵素を少なくして代謝酵素を増やすことです。
まずは以下の点を理解しておいてください。
- 食べ過ぎると消化酵素として潜在酵素全体から消耗される
- 1日に作られる潜在酵素の量は一定のため食べすぎたり、消化の悪いものを食べると一定の酵素の中から消化酵素をたくさん使われてしまいます。
- 代謝酵素が不足して代謝ダウンする
- 1日で使うことができる潜在酵素のうち代謝酵素の量が少ないと平常時に比べて細胞や内臓、筋肉で使う消化酵素の量が少なくなり、老廃物の排泄、脂肪を燃焼する力が弱まり太りやすくなってしまいます。
- 消化酵素を節約して代謝酵素を増やす必要がある
- できるだけ消化酵素を減らさないようにする、食べる内容を見直したりし、代謝酵素として使える潜在酵素をたくさん残してあげる
繰り返しになりますが、消化酵素を節約して代謝酵素を増やすことが効率的に痩せるためのコツです。では、具体的にはどうやって代謝酵素を増やしていくのか?
代謝酵素を増やす方法 食物酵素の働き
実はお忘れだと思いますが、食物酵素があります。生野菜や果物から摂取できます。これは実は消化酵素を対外から補うことが出来るのです。対外から食物など食物酵素として消化酵素を補うことで潜在酵素の中から代謝酵素を使わなくてすみます。
酵素たっぷりの生野菜や果物をとる
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加熱していない生野菜や果物をとりいれて食物酵素を体内にとりこみます。これで体内の消化酵素を節約することになります。
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消化酵素を節約する食事を心がける
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消化が追いつかないほどの食べすぎや消化の悪いもの脂っぽいものを食べ過ぎないようにする。
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これで代謝酵素を十分働かせることが可能となります。代謝酵素がしっかり働いてくれれば筋肉や内臓、細胞の代謝がアップしたくさんエネルギーを消化してくれるというわけです。
酵素が多く含まれる野菜とフルーツ
1日に限られる潜在酵素を節約して代謝酵素を増やそう、っていうことですが、体内の消化酵素を補うために食物酵素を対外から取り入れることが大切です。食物酵素を取り入れるとして、どんな食材が良いのか?下記ご覧ください。
- 果物
- バナナ、キウイフルーツ、りんご、いちご、パパイヤ
- 生野菜
- キャベツ、長いも、大根、マッシュルーム、じゃがいも、トマト
- 乾物
- ナッツ:干ししいたけ、干しマンゴー、アーモンド、くるみ
インスリンホルモンに注意 ダイエットの悪循環から脱出する
炭水化物をとりすぎると太るとずっと言われてきました、なぜだかわかりますか?炭水化物などの糖分(グルコース)を過度に摂取して余ったグルコースは体脂肪になってしまいます。このグルコースが血液中に増えることを俗に言う血糖値が上がるといいます。
難しいことではありますが、血糖値が上がると各細胞が異常を感知しインスリンというホルモンを大量に分泌します。このインスリンが厄介で血液中にグルコースが多いから、あらゆる細胞に対して「グルコースを取り込め!」と指示を出します。
グルコースを取り込むことで血糖値を下げよう、つまり血液中のグルコースを少なくしようということですね。一見、良い役割のように見えるのですが、実は急激に血糖値が下がることによって脳細胞に異変が発生します。
脳細胞はグルコースを必要としているのですが、それを血液が取り込んでしまって脳細胞へきちんとグルコースが行き渡りません。脳細胞はグルコースをエネルギー原として必要としているので「食物をよこせ!」と体に命令します。 これが空腹でもないのに空腹かのように空腹感を引き起こしてしまいます。
それでさらに人は食べてしまうことにより血糖値を上昇させては下げようといった悪循環が生まれます。 もちろんこの過程で体脂肪も作られてしまうので大変です。このように悪循環に陥ってしまいます。
ではどうすれば良いのかというと結局は栄養バランスのとれた食事ということになります。炭水化物を減らしすぎてもよくないですし、とりすぎても良くありません。悪循環サイクルに陥らないようにする必要があります。このホルモンの働きについて詳しくはインスリンとグルコガンがダイエットに及ぼす影響をご覧ください。
【実践】食物酵素を摂取する食事を心がけよう
食物酵素を対外から取り入れることによって体の中の潜在酵素を使わないようにすることでその分、脂肪燃焼の効果が望めます。
酵素が摂取できる食事を心がけてみましょう。実はバナナダイエットがブームになりましたが、バナナは酵素が含まれています。参考までにバナナダイエットで痩せる秘密を参照してみてください。
果物
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バナナ、キウイフルーツ、りんご、いちご、パパイヤ
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生野菜
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キャベツ、長いも、大根、マッシュルーム、じゃがいも、トマト
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乾物
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ナッツ:干ししいたけ、干しマンゴー、アーモンド、くるみ
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ポイント
・体内の消化酵素を利用を少なくして代謝酵素による燃焼を活発化させることがダイエット効果アップ
・体内の消化酵素を食物酵素によって補うことで代謝酵素の働きを促す
・インスリン(インシュリン)ホルモンを大量分泌してしまう炭水化物の過剰摂取は避ける
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